2011年10月30日

献本について

Books
Books / shutterhacks


書評ブログをやっていると、いろいろな著者や出版社の方から本を献本していただく機会がある。当ブログでもそういったチャンスに恵まれ、これまでにたくさんの献本をいただいた。改めて感謝したい。どうもありがとうございます。献本は主にビジネス書関係が多く、中には初めて読むような雑誌もあった。こういった献本を機に雑誌の存在を知り、購入するようになった場合もある。献本を通して普段は手にすることがないような本と出逢えることは書評ブログの醍醐味でもある。

そこで、今回はそれら一覧を以下にまとめてみた。献本を検討している著者や出版社の方は参考にどうぞ。


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タグ:献本
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2011年10月22日

神様に遭った件について:『コールド・リーディング 人の心を一瞬でつかむ技術 (イアン・ローランド)』


God, the Father watches us all everywhere. / angelofsweetbitter2009


私が不思議な力を感じるようになったのは、奄美大島で「神様」にあってからだろう。

あれはちょうど震災が起きて数週間したときだった。当時、奄美大島に滞在していた私は、妙なことに、妻の付き添いで「神様」に会うことになった。「神様」といっても想像上の偶像ではなく、「巫女」とか「霊能力者」といった類いで、見た目は人間である。しかも一人ではなく、何人もいるらしい。こういった類いの人を、地元の人は「神様」という愛称で呼んでいるようだ。そんな自然豊かな奄美大島のちょっと奥まった神秘的な場所にその「神様」は住んでいた。

はじめて「神様」に会ったとき、いったい何を言われたのか私はあまり覚えていない。覚えていないけれども、なにやら不思議な感覚に見舞われたことは記憶にある。言葉で表現するにはちょっと難しい。何かが舞い降りた感覚、といえばよいのだろうか。今まで全く見えていなかったナニかが見えるような感覚、視界が急に開けたような感覚が突然沸き起こってきた。それからというもの、ふとしたときに、思わぬものが見えるようになったのである。

例えば、今この文章を読んでいる「アナタ」のことがなんとなく見える。

こう言うと、アナタは「ずいぶんアホなことをいうヤツだ」と感じるかもしれない。「コイツ、頭がおかしくなったか?基地外?」なんて思うかもしれない。アナタのそういった反応こそ正常であろう。というのも、アナタは普通の人よりもずっと社会常識があり、日頃から知性に富んだ洞察力をもって生活しているからこそ、そういった反応になるのだから。できることなら、私もそう願いたい。

そうは言っても、私には見えてしまうのだからしょうがない。完全にすべてがわかるというワケではないものの、ここに吸い寄せられてきた読者は不思議なことにアナタと同じような状況にある。日頃のアナタは独創的な力を存分に発揮してテキパキとやるべき仕事をこなし、自分のための時間を捻出する術を心得ている。周りの人はクチには出さなくともアナタのことを頼りにしている。ときには、公私にわたる仕事量の多さにアナタはウンザリすることもあるだろう。それでも人のよいアナタは、自分の貴重な時間を割いて相手のために問題解決の手助けをしてしまう。とはいえ人間だれしも休息の時間が必要である。そんな休息の時間を利用して、ふとした瞬間にこのサイトに訪れて、アナタは今この記事を読んでいる。まだ私の言うことが信じられなければ、アナタの周りにある数字を探してほしい。アナタは気づいていないかもしれないが、どこからともなく2という数字が飛び込んでくるはずだ。私にはそれが見えてしまう...

そんな私の不思議な力についてもっと詳しく知りたい人は、続きをどうぞ。


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2011年10月15日

書評ブロガーが今すぐやるべき3つのこと:本気で稼ぐための「アフェリエイト」の真実とノウハウ (あびるやすみつ)

Easy Money
Easy Money / Justin Ornellas


「楽して儲けるなら、今、書評ブログが熱い!」

こんなキャッチコピーを見かけたら、なんて思うだろうか。書評ブログをやったことのない人なら、「好きな本を読んで、好きなように感想を書いて、しかもお金をもらっている」と勝手に妄想して、なんてオイシい商売なんだろう、と思うかもしれない。中には、そういった行動をアサマしいと捉え、ひがみに似た感情を持ち、書評ブログにあるアフェリエイトリンクから書籍を購入することに反感を覚えることもあるかもしれない。

しかし、実際に書評ブログをやっている人、もしくはやったことのある人なら、これほど割にあわない商売はないと思うはずである。むしろ、「商売」と呼ぶことにすら抵抗を感じるだろう。書評ブログといっても、本を読むのにだって時間がかかるし、書評だって書くのに時間がかかる。何日も時間をかけて、一生懸命に本を読んで書評を書いたとしても、ブログの読者がアマゾンリンクから本を購入してくれるとも限らない。もちろん心やさしい読者もいて、当ブログを通してアマゾンで書籍を購入してくれる人もいる。しかし本の値段なんて高くてもたかだか数千円なのだから、残念ながらアフェリエイト収入なんて良くて数十円程度にしかならない。しかも、うっかりアマゾンのマーケットプライスで購入されてしまうと、ひどいときにはアフェリエイト収入0円なんて場合もありうる。仮にがんばって月間1万PVを稼いだとしても、小学生1年生のお小遣いにすら及ばない(それでもまだマシな方である)。これが書評ブログの現状ではなかろうか。

私のサイトだけが極端にそうなのかと思いきや、αブロガーのsmooth@マインドマップ的読書感想文さんも、楽して儲けようと思ったら書評ブログはオススメできない (ここの記事)と言っていたので、書評ブログ全体に対して言えることだろう。

「こんな悲惨な状況でも書評ブログを続ける人は、よっぽどの物好きか、単なるアホのどちらかだ」と誰かに言われたとしても残念ながら否定できない。某王手掲示板サイトから「基地外」と罵られても、そのとおりかもしれない。共働きで仕事をしている私なんかは、日々の仕事、家事、育児に追われながらもなんとか書評ブログを運営する時間を捻出している状況である。仮に仕事、家事、育児のどれかの手を抜こうものなら、四方八方から烈火の如く怒られるのが目に見えている。ただでさえ、年金受給年齢の引き上げ、放射能問題、株価暴落、デフレ、地球温暖化、台風上陸、ゲリラ豪雨、世界不況、円安、介護の恐怖、体力低下、加齢臭、薄毛、下の毛の白色化、ちょっと運動しても筋肉痛すらこない、息子の皇帝ペンギンX、といった災難が次々に襲いかかってくる状況である。その上さらに自分の無知を世にさらけ出す書評を書くなんていったら、こんなの修行以外のなにものでもない。いや、お寺にこもって専念できるだけ修行僧の方がまだマシであろう。

こんな悲惨な状況にめげないためにも、今回はアサマしい心を全面に押し出し、書評ブロガーがアフェリエイトで稼ぐためのノウハウを本書から3つほど選び出し、ブログに適用してみた。以下に詳しく紹介してみよう。


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2011年10月09日

もし偉大な経済学者ケインズがモノポリーをやったら:入門経済思想史 世俗の思想家たち (ロバート・L・ハイルブローナー)




モノポリー(英語:Monopoly)とは20世紀初頭にアメリカ合衆国で生まれたボードゲームの一つである。プレイヤーはサイコロを2つ振って、すごろくのように盤上をぐるぐる回る。このとき、盤上には不動産があり、その不動産を購入したり、他のプレイヤーと取引しながらお金を殖やす。最終的に他のプレイヤーを全て破産させれば勝利である。(wikiより。一部改変)

この「モノポリー」を極めることで「経済学」を学べないだろうか、そんな小学生並みの思いつきがケインズを学ぶきっかけだった。

さっそくモノポリーをやろうと思うも、ボードゲームであるために残念ながら一緒にやるプレイヤーがいない。しかもボードゲームだと場所も必要だし用意するのも面倒だ。子供がいれば、途中で邪魔されてゲームをはじめるも中途半端に終わってしまうことが目に見えている。そんなとき、iPad でモノポリーがないか調べてみると、これがなんとあった。iPad なら場所もとらないし、途中で中断してもオートセーブで続きからできるし、しかもコンピュータが相手していくれるのでプレイヤーの問題も解決である。値段も800円とボードゲームより安い。ということで、iPad版モノポリーを購入して経済を学ぶ道がスタートする。

モノポリーの必勝法といえば、家を4棟建てて、そのあとホテルを建てることだ。現実に当てはめて考えれば、有利な土地に投資して、家やホテルを建てることで資産価値を高め、あとは収益があがるのをのんびり待つだけのことである。まあしょせんコンピュータが相手なのだから、私のこれまでの経済学の知識を使えばこんなもの余裕だろう、とナメていた。始めはコンピュータを弱く設定し、数回ゲームをやっていると、この戦法で徐々に勝てるようになってきた。ゲームにもだいぶ慣れ、有利な土地等が分かるようになってきたので、コンピュータの強さを「最強」にしてみた。そうすると、これがなかなか勝てない。運がよければ、たまに勝てるはずなんだと思いきや、なぜか全く歯が立たない。何度やってもやっぱり勝てない。

「今まで読んできた経済の本はいったいなんだったんだ」という気持ちが心の底から沸き起こり、自分の不甲斐なさと悔しさのあまり iPad の画面が涙で濡れる。オイラの投資戦略は間違いだらけだったのか、と自己嫌悪に陥る。今まで読書で学んできたことが全部ウソなら、もう書評ブログなんてやっていても意味がない、と自暴自棄になってしまう。そんな悪魔のささやきをなんとか振り切って、本書を手にリベンジを心に誓う。きっとコンピュータに勝ってやる。経済学の知識を使ってなんとしても勝ってやる。

どうせなら経済学を原著で学んでしまおうと"The worldly philosophers" を購入する。しかしあえなく挫折する。ワカラナイことが英語なのか内容なのかですら、定かではなかった。すごすごと日本語訳に戻って再度、本書に挑戦するも、これがなかなか厳しい。本書を読んでいる途中、「有閑階級」だの「帝国主義」だの「人道主義」だの「一般的過剰供給」だのワケのワカラん言葉が出るたびに何度もくじけそうになりながら、それでもコンピュータに勝ちたい一心でなとか最後まで読み終えた。

するとどうだろう。コンピュータに勝てるようになった。本書にあった経済学の知識を使ってコンピュータを見事に粉砕した。本書にあったケインズの理論を使ってコンピュータに勝利をおさめた。そんなケインズの力を以下に簡単に紹介してみよう。

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2011年10月02日

「英語の勉強法」という共同幻想:Rich Dad Poor Dad (Robert Kiyosaki)


Hard Studies / PhotoDu.de


何かについて「勉強しよう」と思ったら、そのために「学校へ行こう」と考える人は多い。しかし、何かを学ぼうとするとき、学校の教育方針が自分にとって必ずしもベストな選択になるとは限らない。

例えば「英語」を例に考えてみよう。

英語を学ぼうとしたとき、学校の教育方針では次のような問題が出される。

問「You are taxed when you earn.」を和訳しなさい。

そしてこれを和訳するために、文法による分析がはじまる。この文の文型はSVであり、 "tax" は名詞ではなく動詞として使われていて、意味は「税金をとる」となって、さらにそれが受け身になっているから、「税金をとられる」となり、その後に続く"when" は疑問形ではなく時間をあらわす副詞として使い、.......。そして和訳をかき、それが間違っていると先生に怒られる。

この方式の勉強法があっている人もいるだろう。または、こういう勉強法で英語が嫌いになった人もいるかもしれない。しかし、これとは違ったアプローチの勉強方法もある。

では今度は、次の英文を読んでみよう。このとき、所得税、住民税、消費税という言葉を想い描いて読んでみて欲しい。

You're taxed when you earn.
You're taxed when you spend.
You're taxed when you save.
You're taxed when you die.

はたしでどうだろうか。これらの文章は英文法がどれも一緒で、違う言葉といえば"earn", "spend", "save", "die" の単語だけである。正式な単語の意味は辞書を調べてもらうとして、これらの単語を噛み砕いていえば "お金を稼ぐ"、"お金を使う(消費する)"、"貯金する"、"死ぬ"となる。内容をよく理解するつもりで、もう一度、上の英文をゆっくりと声にだして読んでみよう。すると、なんとなく意味が理解できそうだ、と思えてこないだろうか。そういう人は、興味ある分野の原著本を読む勉強法がいいかもしれない。

もし、あなたが「お金」と「英語」の両方に興味あるなら、上の英文の意味をさらに掘り下げていくと、学校では教えてくれないことが見えてくる。もう一度、上の英文をじっくりと見てみよう。

You're taxed when you earn.

あえて和訳してしまうなら「税金を取られる、稼いだときに。」となる。たしかに、給与明細をよくみてみると、アルバイトでも会社員だとしても、給料をもらうと所得税と住民税が取られている。

You're taxed when you spend.

次の文は、「税金を取られる、お金を使ったときに。」となっている。私が子供のころはなかったけれども、今の日本では買い物をすると消費税が取られている。国家を運営するにはある程度の税収が必要なことが分かるし、こうやって税金を徴収するのもしょうがないのかもしれない。こういった所得税、住民税、消費税は国を運営するうえで必要だと学校で教わったような記憶が微妙にある。

You're taxed when you save.

今度は「税金を取られる、貯金したときに。」となっている。一生懸命に働いて稼いだお金に税金がとられるのは、まあしかたない。しかし、この英文がいうには、すでに税金がとられて残ったお金を貯金していると、それにさらに税金がかかることを意味している。そんなバカな、と思いたいところではあるものの、実際には、銀行にお金を預けていると利息がもらえるのだけれども、その利息に対して税金がかかっている。このあたりのことは、あまり学校では教えてくれない。さらに次の文をみてみよう。

You're taxed when you die.

「税金を取られる、死んだときに。」まさか、死んだときにまで税金が取られるなんて、そんなアホな話はないだろう。現に学校ではそんなことを教えてないんじゃない?そう思いたい。しかし現実では、相続税という名目の税金によってお金が奪われていく...。

もう一度、上の例文を読み返してみよう。

You're taxed when you earn.
You're taxed when you spend.
You're taxed when you save.
You're taxed when you die.

何をしても、まず一番はじめに税金という名のカツアゲが政府によって行われる。そんな悲しさがこの文章から伝わってくる。さらに、"When you xxx, you're taxed"とは書かずに "Your're taxed" がはじめにくる理由も伝わってくる。この言葉を放った人は、何をしてもまず課税されることを強調したかったのだろう。

学校教育は、私たちにお金を稼ぐ方法を教えてくれる。医者、看護士、弁護士、科学者、技術者といった専門職に必要なスキルは学校が教えてくれる。そして、そうやって稼いだお金で国家が成り立つことも教えてくれる。私が中学生のときは、累進課税がいかに社会にとってすばらしいシステムかを社会の先生が教えてくれた。しかし、学校では教えてくれないこともたくさんある。「お金を稼ぐ方法」は教えてくれても、「お金を殖やす方法」や「お金に困らない方法」は教えてくれない。そんな学校では教えてくれないことを知りたい人は続きをどうぞ。


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2011年09月25日

絶対に公開してはいけない性格診断:心を上手に透視する方法 (トルステン・ハーフェナー)

il divino - the mystery of chessboxing
il divino - the mystery of chessboxing / iI.divino


最近、このブログの訪問者には、ある程度共通した特徴があることに気づいた。それは、今この文章を読んでいるあなたにもあてはまる。以下に、このブログの訪問者の特徴を基にして、あなた自身の性格を診断してみた。残念ながら診断方法の詳細は話せないけれども、読者にあわせて内容がマッチするよう細工してある。もしかしたら、読者のうちの何人かの方はとても不安になるかもしれない。それでもよければ、以下のプロファイリング結果を読んでみて欲しい。


------------- プロファイリングによる診断結果 ------------

あなたは、あきっぽいところもありますが、いろんなことに好奇心をもち、向上心が高い傾向にあります。疲れているとあきらめが早くなることもありますが、忍耐強くて困難なことに遭遇しても最後までやりきる力があります。こういった忍耐強い姿勢が、ときにはほかの人に頑固だと誤解されてしまったこともきっとあるでしょうが、それでも、それが正しいことだと感じていて、その姿勢をもち続けることができるからこそ、これまでも、そしてこれからもあなたは成長し続けるでしょう。

あなたはまだ活用していない、活かしきれていない能力がかなりあります。条件が整えば、思わぬ力を発揮して周りの人をアッと言わせることができますが、条件が整わなければ、結果がついてこないことに焦ってしまい、ときどき不安になったりくよくよ心配したりすることがあります。あなたはある程度の変化を好み、誰かがあなたに制約を加えたり邪魔したりすると不満を覚えます。あなたは自由な発想をもっていることを誇りに思い、他人の主張の背景に何があるのかを知ろうとします。

あなたはたいていの人と比べて、知的水準が高く読書の大切さを理解していて、長い文章に遭遇しても内容がおもしろければ最後まで読み切ることができます。しかしあなたはときどき読書に費やす時間をもっと欲しいと思うでしょう。これがあなたの深刻な悩みではないように思いますが、あなたは日々の忙しさの中でもそんなことをふと考えます。もし「今日もっと読書することに、ほんの少しでもエネルギーを注げたらどうだろう」と自問することもあるでしょう。

-----------------------------------------------------------------------------


いかがだろうか?

私が調べたところによれば、この診断結果は、ひねくれ者やコミュニケーション能力が極端に低い人にはあまり当てはまらないようだ。それよりもむしろ、優秀な人ほどよく当てはまる。もし、あなたがこれ以上自分の心を読まれることを拒むなら、この続きは絶対に読んではいけない。


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2011年09月17日

夫婦ケンカの最前線に立ち続ける覚悟はあるか:ザ・ゴール2 思考プロセス (エリヤフ・ゴールドラット)

Rome visit, June 2008 - 57Rome visit, June 2008 - 57 / Ed Yourdon


とある休日の昼下がり...

妻「ねえ、ちょっとテレビばかり見てないで休みの日くらい掃除を手伝ってよ。」

夫「今、いいところだからもうちょっと待ってて。」

妻「どうせ録画なんでしょ。ちょっとだけ止めればいいじゃない。」

夫「ちょっと待ってと言ってるだろ!もうすぐで終わるんだから。」

妻「さっきからずっとお願いしてるのに全然終わらないじゃない!もう!!いいかげんにしてよ!!!」

夫「うるさいなぁ〜。なんで仕事で疲れてるのに掃除なんかしないといけないんだよ!もう!」

妻「汚してるのはあなたでしょ!!!なによ、この脱ぎっぱなしの靴下は!!それに私だって仕事で疲れてるのよ!それなのに家事は全部私に押し付けて!!こんなのもうイヤよ!!!」

夫「オマエだって部屋を汚してるだろ!ほら!この落ちてる髪の毛はどうみてもオマエのだろ!!言いがかりばかりつけてくるなよ!」

妻「言いがかりはそっちでしょ!!こんなのホントもうイヤ!もう知らない!!!!!あとは勝手にして!!!!」

そういって立ち去る妻....

どこにでもよくありそうな夫婦ケンカの一部である。キッカケはべつにたいしたコトではない。しかし、こういった些細なことが原因で夫婦関係が悪化し、ひどいときには離婚の危機にまで発展してしまうことがある。果たして、こんな状況でもこの夫婦は仲直りできるだろうか。もし仲直りできる可能性があるとするのなら、どうすればよいのだろうか。夫の立場に立ってすぐに思いつくありがちな回答を列挙してみると、夫が謝ってしぶしぶ手伝う、妻が家事をするよう説得を試みる、妻の怒りが冷めるのを待つ、家を出て行く、などがある。しかし、こういった回答を実際に実施したところで何か別のキッカケで再び夫婦ケンカが再燃し、やっぱり夫婦仲は険悪になってしまう...。

こんな回復不能と思われる状況でも、本書のゴールドラット博士が伝授する思考プロセスを用いれば、状況を好転させることができる。以下に詳しく書いてみる。


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2011年09月11日

株でシロートがプロに勝つ3つのポイント:ピーター・リンチの株式投資の法則 (ピーター・リンチ)

The MarketThe Market / Iman Mosaad


はたして、著名な経済評論家がいうように、シロートは株に手を出してはいけないのだろうか。

大手経済誌で掲載されている投資コラムをみていると、個人の資産運用として必ずと言って良いほど「インデックス投信」や「ETF投資」を勧めている。その理由として、手数料が安い、分散投資ができる、10000円程度の小額から始められる、そしてなにより、ほとんどのアクティブファンドはインデックスファンドの成績を下回る、といったことを挙げる。確かにこれらの理由には一理あるし、お金を殖やす目的としてはベストな選択のように思えてくる。

そんな言葉に魅了されて日本株のインデックスファンドを私も買ってはみたものの、どうも好きになれない。

私にとってインデックス投信やETFがイマイチ好きになれない理由は、長所のはずの分散投資にある。日経225やTOPIXといった指標連動型のファンドは、数百の上場企業の銘柄を買うことになる。当然、その中には自分の好きな企業も入っているものの、逆に言えば、嫌いな企業もたくさん入っている。どことはあえて言わないものの、平気でウソをついて子どもを危険に陥れる企業や、名ばかりの経営理念を掲げ実際には消費者からお金を巻き上げることしか考えていないような企業に、なんでわざわざ投資する必要があるのだろうか。そんな企業に投資してお金を殖やしたところで、いったい何になるというのだ。どうせ、私のようなアマチュア投資家は株でプロに勝てないのだから、自分の好きな企業やお世話になっていて応援したい企業に投資した方がよっぽど世のため人のためになるのではないか。たとえ損することになったとしても、それでいいではないか。株式投資をしていると、そう私は多少投げやり的になってしまう。

しかし、そんな投げやり的な私に、伝説の株式ファンドマネージャーと呼ばれるピーター・リンチ氏は味方してくれる。彼の投資方針を用いれば、アマチュア投資家でもプロをも凌ぐ株式投資のリターンを得ることも十分可能だ、という。株式投資のプロにはプロのやり方があるし、プロならではの制約もある。アマチュア投資家がそんなプロと同じ戦略をとる必要は全くなく、アマチュア投資家の投資スタイルさえしっかりマスターできれば、アマチュア投資家でも十分に株で資産運用できるのだそうだ。以下に、本書でピーター・リンチ師匠が述べた、アマチュア投資家が株でプロに勝つ3つのポイントを紹介してみる。


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2011年09月04日

ビジネス書を最大限に活用するコツ:COURRiER Japon (クーリエ・ジャポン) 2011年10月号

Marionettes...VeniceMarionettes...Venice / christine zenino


あなたは自分の知らない間に他人に操られています。

そう言われて思い当たるフシがあるだろうか。あなたは「まさか!」と反論するだろうか、それとも「なんとなくそうかも」 と同意するだろうか。最近の心理学の研究成果は、人が必ずしも合理的な行動をとるとは限らないことを徐々に明らかにしつつある。そんな人の心理の特徴を知ることができれば、例えばビジネス書を最大限に活用するコツだって修得できる。

一つ例をあげてみる。ロングセラーかつ名著と言われる「7つの習慣」「人を動かす」「 プロフェッショナルの条件」の3冊を考えてみよう。



この3冊の中で一番よかった本を選んでください、と言われたら、あなたはどれを挙げるだろうか。扱っている分野が「自己啓発」「コミュニケーションスキル」「マネジメント」とそれぞれ異なっていて、私にとってはどれも甲乙つけがたい内容である。しかし、本をどうやって手に入れたかに注目することで本の良し悪しが決まってしまうことがある。

仮に三冊の本の入手方法がそれぞれ次の三通りだったとしよう。

1. アマゾンにて定価で購入して読んだ本
2. ブックオフにて中古で安く買って読んだ本
3. 図書館で借りて読んだ本

するとどうだろうか。本の内容に関わらず、たいていの人はお金を多く出した本ほど価値が高いと感じてしまうのではないだろうか。これら3つのアプローチで本を同時に手元に置くと、下手すれば図書館で借りた本は読まない可能性すらでてきてしまう。この現象は、お金を出せばそれだけ価値が高いと勘違いしてしまう心理が原因で、「プラシーボ効果 」と呼ばれる。つまり、ビジネス書を最大限に活用するコツは、できるだけ高いお金を払って本を購入することである。経済的自由を手に入れた人でなければ「こんなに高いお金を払ったんだから…」という心理が働いて、積読せずにありがたく本を読むのではないだろうか。

こんなのは最近の心理学研究があげた成果のほんの一例にしかすぎない。 日常生活には、ほんのちょっとした心理の違いで自分の気づかないうちに損をしていた、なんてことがまだまだ多くある。そんなことを示す研究成果のなかには、知らない方が幸せだったなんて内容もあるだろう。ここから先、心の弱い人はこの続きを読んではいけない。 人の心理を深く知りたい人以外は。

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2011年08月28日

金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント (ロバート・キヨサキ & シャロン・レクター)

「勉強しなさい。勉強して、テストでいい点をとりなさい。テストでいい点をとって、いい大学に入りなさい。いい大学に入って安定した職業につきなさい。そうすれば、お金をいっぱい稼げるようになって、お金に困らないから。」

そう言われて育った人は多いだろう。そうはっきりと言及しなくても、子供にそういう教育をしている人も多いのではないだろうか。しかし、果たしてそれは本当だろうか。

例えば日本では、「勉強して医者になれ」という人が多い。私の周りでも、そういうことを言う人が結構いるし、ご丁寧にも私の息子に医者を勧めるオトナまでいる。たしかに「医者」の知り合いに話を聞くと、給料が高いことは事実である。しかし、歯医者や眼科医は別だとしても、医者の花形(?)と言われている外科医の激務さには驚かされる。一人前の外科医となるために症例数を稼がねばならず、日夜激務に追われながら数多くのオペに立ち会う。その結果、休息の時間がほとんどない。また、たまに取った休息も普段のストレス発散のためにかなり景気良くお金を使う。結果的にお金がほとんど手元に残っておらず、働かないと1ヶ月も経たないうちに生活費を支払うことができなくなってしまう。中には患者に訴訟を起こされ、さらには家族からも見放され、精神的にも経済的にも不幸になる医者がいる。

なにも医者に限らず現在従業員として働いている人で、老後の心配が全くなく未来は明るいと感じている人はいったいどれくらいいるのだろうか。少なくとも私のような20代から30代の人々が60歳になるころには、すでに「定年退職」なんてコトバは死語になっているかもしれず、仮に国から「年金」をもらったとしても、その年金だけで生活できるほどたくさん貰えるとも思えない。それだけでなく、40代になれば子供の養育費に加えて親の介護費までもが重くのしかかる。一生懸命働いてお金を稼いだとしても、その分、所得税も高くなり一向に家計に回復の兆しが見えてこない。考えれば考えるほど将来の経済状態は暗くなるばかりなので日々の激務にまかせて目の前の仕事に没頭してしまう。そこから脱却する唯一の手段として宝くじを買って高額当選することを日々祈る....。

そんな生活に満足している人は本書を読む必要がないだろう。しかし、そんな生活から脱却したいと深く望む人は本書を手にする価値がある。以下に、経済的な自由を手に入れるための本書で紹介されている内容を簡単にまとめてみる。

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