2010年02月11日

粘菌によるネットワークデザイン (science)

ドラッカー氏の強みを生かせという言葉を聞いて、このブログにもサイエンスネタを導入しようと考えてみた. そこで、NatureScience といったメジャー誌に投稿された論文をブログで評してみる. 論文というと難しく聞こえるかもしれないが、ここではできるだけオモシロおかしく伝えてみたいと思う.

今回挑戦してみた論文は、Science に投稿されたRules for Biologically Inspired Adaptive Network Design である. Scientific American のブログには、東京鉄道網の効率性が粘菌によって示されたというタイトルで紹介されていた. また読売新聞でもとりあげられていたように思う.

内容を簡単に説明してみる. まず関東を模した地形をつくる. その模型の東京に、ある粘菌(Physarumというらしい)を置き、その粘菌のエサを関東の主要な都市においておく. すると、粘菌が東京からワサワサと広がっていき、最終的に関東の鉄道網と似たようなネットワークを形成するという話. この粘菌によって形成されたネットワーク網が最適だと仮定すれば、東京の鉄道も最適化されているかもしれないという結論になる. Scientific American の記事に粘菌によるネットワーク網の画像がある.
続きを読む
posted by lhflux at 10:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 論文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。