2008年12月16日

地下鉄に乗って(浅田次郎)

総得点 (15点満点) : 11 点

内訳
文章 (1-5) : 5 点, 内容 (1-5) : 2 点, 感動 (1-5) : 4 点

最近はビジネス書ばかり読んでいて、それにもちょっと飽きてきたので、しばらく小説を読むことにした. うちの子が電車に興味をもち始めたことにも影響されて、浅田次郎の鉄道本を2冊買ってみた."鉄道員"と"地下鉄に乗って”である.

まず、"鉄道員" を開いてみたら、びっくりしてしまった. 小説だと思って買ったらマンガ本であった. 大変ショックである. 今度はおそるおそる"地下鉄に乗って”を開いてみた. こっちは小説であった. あーよかった. あの小説風の表紙でマンガを売るのはまぎわらしいのでやめてほしい. マンガでも"鉄道員"は泣けるけど...

気をとりなおして小説の内容に入る. 話のストーリーはとりわけよいという程では無い. 主人公が地下鉄のホームから地上にでると、過去にタイムトリップしてしまったという話である. そこで自分の父の生い立ちなどを知る. 小説にしては、よくありそうな話である.

圧巻は文章のうまさである. 著者の文章力によって感動させられる. 海堂尊の作品の後に読んだせいもあるかと思うが、余計にそう感じてしまう. 例えば、地下鉄のホームから地上に出るときの描写が何度かあるが、地下鉄に広がる薄暗いイメージと、そこから地上に降り立ったときの別世界にきたような明るいイメージをうまく表現している. 本を読んでいるというよりは、本に読まされているという感覚を覚えた. 冷静に考えると内容はたいしたことないのに、感動的な場面にくると、思わず涙がとまらなくなる.

そして、最後の締めの一言
"そうだ.メトロに乗って行こう."
うん?!、どこかで聞いたことあるような...


この本をアマゾンで買ってみる

ラベル:小説 浅田次郎
posted by lhflux at 08:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ブログ拝見させて頂きました!
またお邪魔させて頂きま〜す!!
Posted by 近藤 功 at 2008年12月16日 21:25
コメントありがとうございます. また遊びに来てくださいませ.
Posted by 管理人 at 2008年12月20日 16:25
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