2011年10月30日

献本について

Books
Books / shutterhacks


書評ブログをやっていると、いろいろな著者や出版社の方から本を献本していただく機会がある。当ブログでもそういったチャンスに恵まれ、これまでにたくさんの献本をいただいた。改めて感謝したい。どうもありがとうございます。献本は主にビジネス書関係が多く、中には初めて読むような雑誌もあった。こういった献本を機に雑誌の存在を知り、購入するようになった場合もある。献本を通して普段は手にすることがないような本と出逢えることは書評ブログの醍醐味でもある。

そこで、今回はそれら一覧を以下にまとめてみた。献本を検討している著者や出版社の方は参考にどうぞ。


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ラベル:献本
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2011年10月22日

神様に遭った件について:『コールド・リーディング 人の心を一瞬でつかむ技術 (イアン・ローランド)』


God, the Father watches us all everywhere. / angelofsweetbitter2009


私が不思議な力を感じるようになったのは、奄美大島で「神様」にあってからだろう。

あれはちょうど震災が起きて数週間したときだった。当時、奄美大島に滞在していた私は、妙なことに、妻の付き添いで「神様」に会うことになった。「神様」といっても想像上の偶像ではなく、「巫女」とか「霊能力者」といった類いで、見た目は人間である。しかも一人ではなく、何人もいるらしい。こういった類いの人を、地元の人は「神様」という愛称で呼んでいるようだ。そんな自然豊かな奄美大島のちょっと奥まった神秘的な場所にその「神様」は住んでいた。

はじめて「神様」に会ったとき、いったい何を言われたのか私はあまり覚えていない。覚えていないけれども、なにやら不思議な感覚に見舞われたことは記憶にある。言葉で表現するにはちょっと難しい。何かが舞い降りた感覚、といえばよいのだろうか。今まで全く見えていなかったナニかが見えるような感覚、視界が急に開けたような感覚が突然沸き起こってきた。それからというもの、ふとしたときに、思わぬものが見えるようになったのである。

例えば、今この文章を読んでいる「アナタ」のことがなんとなく見える。

こう言うと、アナタは「ずいぶんアホなことをいうヤツだ」と感じるかもしれない。「コイツ、頭がおかしくなったか?基地外?」なんて思うかもしれない。アナタのそういった反応こそ正常であろう。というのも、アナタは普通の人よりもずっと社会常識があり、日頃から知性に富んだ洞察力をもって生活しているからこそ、そういった反応になるのだから。できることなら、私もそう願いたい。

そうは言っても、私には見えてしまうのだからしょうがない。完全にすべてがわかるというワケではないものの、ここに吸い寄せられてきた読者は不思議なことにアナタと同じような状況にある。日頃のアナタは独創的な力を存分に発揮してテキパキとやるべき仕事をこなし、自分のための時間を捻出する術を心得ている。周りの人はクチには出さなくともアナタのことを頼りにしている。ときには、公私にわたる仕事量の多さにアナタはウンザリすることもあるだろう。それでも人のよいアナタは、自分の貴重な時間を割いて相手のために問題解決の手助けをしてしまう。とはいえ人間だれしも休息の時間が必要である。そんな休息の時間を利用して、ふとした瞬間にこのサイトに訪れて、アナタは今この記事を読んでいる。まだ私の言うことが信じられなければ、アナタの周りにある数字を探してほしい。アナタは気づいていないかもしれないが、どこからともなく2という数字が飛び込んでくるはずだ。私にはそれが見えてしまう...

そんな私の不思議な力についてもっと詳しく知りたい人は、続きをどうぞ。


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2011年10月15日

書評ブロガーが今すぐやるべき3つのこと:本気で稼ぐための「アフェリエイト」の真実とノウハウ (あびるやすみつ)

Easy Money
Easy Money / Justin Ornellas


「楽して儲けるなら、今、書評ブログが熱い!」

こんなキャッチコピーを見かけたら、なんて思うだろうか。書評ブログをやったことのない人なら、「好きな本を読んで、好きなように感想を書いて、しかもお金をもらっている」と勝手に妄想して、なんてオイシい商売なんだろう、と思うかもしれない。中には、そういった行動をアサマしいと捉え、ひがみに似た感情を持ち、書評ブログにあるアフェリエイトリンクから書籍を購入することに反感を覚えることもあるかもしれない。

しかし、実際に書評ブログをやっている人、もしくはやったことのある人なら、これほど割にあわない商売はないと思うはずである。むしろ、「商売」と呼ぶことにすら抵抗を感じるだろう。書評ブログといっても、本を読むのにだって時間がかかるし、書評だって書くのに時間がかかる。何日も時間をかけて、一生懸命に本を読んで書評を書いたとしても、ブログの読者がアマゾンリンクから本を購入してくれるとも限らない。もちろん心やさしい読者もいて、当ブログを通してアマゾンで書籍を購入してくれる人もいる。しかし本の値段なんて高くてもたかだか数千円なのだから、残念ながらアフェリエイト収入なんて良くて数十円程度にしかならない。しかも、うっかりアマゾンのマーケットプライスで購入されてしまうと、ひどいときにはアフェリエイト収入0円なんて場合もありうる。仮にがんばって月間1万PVを稼いだとしても、小学生1年生のお小遣いにすら及ばない(それでもまだマシな方である)。これが書評ブログの現状ではなかろうか。

私のサイトだけが極端にそうなのかと思いきや、αブロガーのsmooth@マインドマップ的読書感想文さんも、楽して儲けようと思ったら書評ブログはオススメできない (ここの記事)と言っていたので、書評ブログ全体に対して言えることだろう。

「こんな悲惨な状況でも書評ブログを続ける人は、よっぽどの物好きか、単なるアホのどちらかだ」と誰かに言われたとしても残念ながら否定できない。某王手掲示板サイトから「基地外」と罵られても、そのとおりかもしれない。共働きで仕事をしている私なんかは、日々の仕事、家事、育児に追われながらもなんとか書評ブログを運営する時間を捻出している状況である。仮に仕事、家事、育児のどれかの手を抜こうものなら、四方八方から烈火の如く怒られるのが目に見えている。ただでさえ、年金受給年齢の引き上げ、放射能問題、株価暴落、デフレ、地球温暖化、台風上陸、ゲリラ豪雨、世界不況、円安、介護の恐怖、体力低下、加齢臭、薄毛、下の毛の白色化、ちょっと運動しても筋肉痛すらこない、息子の皇帝ペンギンX、といった災難が次々に襲いかかってくる状況である。その上さらに自分の無知を世にさらけ出す書評を書くなんていったら、こんなの修行以外のなにものでもない。いや、お寺にこもって専念できるだけ修行僧の方がまだマシであろう。

こんな悲惨な状況にめげないためにも、今回はアサマしい心を全面に押し出し、書評ブロガーがアフェリエイトで稼ぐためのノウハウを本書から3つほど選び出し、ブログに適用してみた。以下に詳しく紹介してみよう。


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2011年10月09日

もし偉大な経済学者ケインズがモノポリーをやったら:入門経済思想史 世俗の思想家たち (ロバート・L・ハイルブローナー)




モノポリー(英語:Monopoly)とは20世紀初頭にアメリカ合衆国で生まれたボードゲームの一つである。プレイヤーはサイコロを2つ振って、すごろくのように盤上をぐるぐる回る。このとき、盤上には不動産があり、その不動産を購入したり、他のプレイヤーと取引しながらお金を殖やす。最終的に他のプレイヤーを全て破産させれば勝利である。(wikiより。一部改変)

この「モノポリー」を極めることで「経済学」を学べないだろうか、そんな小学生並みの思いつきがケインズを学ぶきっかけだった。

さっそくモノポリーをやろうと思うも、ボードゲームであるために残念ながら一緒にやるプレイヤーがいない。しかもボードゲームだと場所も必要だし用意するのも面倒だ。子供がいれば、途中で邪魔されてゲームをはじめるも中途半端に終わってしまうことが目に見えている。そんなとき、iPad でモノポリーがないか調べてみると、これがなんとあった。iPad なら場所もとらないし、途中で中断してもオートセーブで続きからできるし、しかもコンピュータが相手していくれるのでプレイヤーの問題も解決である。値段も800円とボードゲームより安い。ということで、iPad版モノポリーを購入して経済を学ぶ道がスタートする。

モノポリーの必勝法といえば、家を4棟建てて、そのあとホテルを建てることだ。現実に当てはめて考えれば、有利な土地に投資して、家やホテルを建てることで資産価値を高め、あとは収益があがるのをのんびり待つだけのことである。まあしょせんコンピュータが相手なのだから、私のこれまでの経済学の知識を使えばこんなもの余裕だろう、とナメていた。始めはコンピュータを弱く設定し、数回ゲームをやっていると、この戦法で徐々に勝てるようになってきた。ゲームにもだいぶ慣れ、有利な土地等が分かるようになってきたので、コンピュータの強さを「最強」にしてみた。そうすると、これがなかなか勝てない。運がよければ、たまに勝てるはずなんだと思いきや、なぜか全く歯が立たない。何度やってもやっぱり勝てない。

「今まで読んできた経済の本はいったいなんだったんだ」という気持ちが心の底から沸き起こり、自分の不甲斐なさと悔しさのあまり iPad の画面が涙で濡れる。オイラの投資戦略は間違いだらけだったのか、と自己嫌悪に陥る。今まで読書で学んできたことが全部ウソなら、もう書評ブログなんてやっていても意味がない、と自暴自棄になってしまう。そんな悪魔のささやきをなんとか振り切って、本書を手にリベンジを心に誓う。きっとコンピュータに勝ってやる。経済学の知識を使ってなんとしても勝ってやる。

どうせなら経済学を原著で学んでしまおうと"The worldly philosophers" を購入する。しかしあえなく挫折する。ワカラナイことが英語なのか内容なのかですら、定かではなかった。すごすごと日本語訳に戻って再度、本書に挑戦するも、これがなかなか厳しい。本書を読んでいる途中、「有閑階級」だの「帝国主義」だの「人道主義」だの「一般的過剰供給」だのワケのワカラん言葉が出るたびに何度もくじけそうになりながら、それでもコンピュータに勝ちたい一心でなとか最後まで読み終えた。

するとどうだろう。コンピュータに勝てるようになった。本書にあった経済学の知識を使ってコンピュータを見事に粉砕した。本書にあったケインズの理論を使ってコンピュータに勝利をおさめた。そんなケインズの力を以下に簡単に紹介してみよう。

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2011年10月02日

「英語の勉強法」という共同幻想:Rich Dad Poor Dad (Robert Kiyosaki)


Hard Studies / PhotoDu.de


何かについて「勉強しよう」と思ったら、そのために「学校へ行こう」と考える人は多い。しかし、何かを学ぼうとするとき、学校の教育方針が自分にとって必ずしもベストな選択になるとは限らない。

例えば「英語」を例に考えてみよう。

英語を学ぼうとしたとき、学校の教育方針では次のような問題が出される。

問「You are taxed when you earn.」を和訳しなさい。

そしてこれを和訳するために、文法による分析がはじまる。この文の文型はSVであり、 "tax" は名詞ではなく動詞として使われていて、意味は「税金をとる」となって、さらにそれが受け身になっているから、「税金をとられる」となり、その後に続く"when" は疑問形ではなく時間をあらわす副詞として使い、.......。そして和訳をかき、それが間違っていると先生に怒られる。

この方式の勉強法があっている人もいるだろう。または、こういう勉強法で英語が嫌いになった人もいるかもしれない。しかし、これとは違ったアプローチの勉強方法もある。

では今度は、次の英文を読んでみよう。このとき、所得税、住民税、消費税という言葉を想い描いて読んでみて欲しい。

You're taxed when you earn.
You're taxed when you spend.
You're taxed when you save.
You're taxed when you die.

はたしでどうだろうか。これらの文章は英文法がどれも一緒で、違う言葉といえば"earn", "spend", "save", "die" の単語だけである。正式な単語の意味は辞書を調べてもらうとして、これらの単語を噛み砕いていえば "お金を稼ぐ"、"お金を使う(消費する)"、"貯金する"、"死ぬ"となる。内容をよく理解するつもりで、もう一度、上の英文をゆっくりと声にだして読んでみよう。すると、なんとなく意味が理解できそうだ、と思えてこないだろうか。そういう人は、興味ある分野の原著本を読む勉強法がいいかもしれない。

もし、あなたが「お金」と「英語」の両方に興味あるなら、上の英文の意味をさらに掘り下げていくと、学校では教えてくれないことが見えてくる。もう一度、上の英文をじっくりと見てみよう。

You're taxed when you earn.

あえて和訳してしまうなら「税金を取られる、稼いだときに。」となる。たしかに、給与明細をよくみてみると、アルバイトでも会社員だとしても、給料をもらうと所得税と住民税が取られている。

You're taxed when you spend.

次の文は、「税金を取られる、お金を使ったときに。」となっている。私が子供のころはなかったけれども、今の日本では買い物をすると消費税が取られている。国家を運営するにはある程度の税収が必要なことが分かるし、こうやって税金を徴収するのもしょうがないのかもしれない。こういった所得税、住民税、消費税は国を運営するうえで必要だと学校で教わったような記憶が微妙にある。

You're taxed when you save.

今度は「税金を取られる、貯金したときに。」となっている。一生懸命に働いて稼いだお金に税金がとられるのは、まあしかたない。しかし、この英文がいうには、すでに税金がとられて残ったお金を貯金していると、それにさらに税金がかかることを意味している。そんなバカな、と思いたいところではあるものの、実際には、銀行にお金を預けていると利息がもらえるのだけれども、その利息に対して税金がかかっている。このあたりのことは、あまり学校では教えてくれない。さらに次の文をみてみよう。

You're taxed when you die.

「税金を取られる、死んだときに。」まさか、死んだときにまで税金が取られるなんて、そんなアホな話はないだろう。現に学校ではそんなことを教えてないんじゃない?そう思いたい。しかし現実では、相続税という名目の税金によってお金が奪われていく...。

もう一度、上の例文を読み返してみよう。

You're taxed when you earn.
You're taxed when you spend.
You're taxed when you save.
You're taxed when you die.

何をしても、まず一番はじめに税金という名のカツアゲが政府によって行われる。そんな悲しさがこの文章から伝わってくる。さらに、"When you xxx, you're taxed"とは書かずに "Your're taxed" がはじめにくる理由も伝わってくる。この言葉を放った人は、何をしてもまず課税されることを強調したかったのだろう。

学校教育は、私たちにお金を稼ぐ方法を教えてくれる。医者、看護士、弁護士、科学者、技術者といった専門職に必要なスキルは学校が教えてくれる。そして、そうやって稼いだお金で国家が成り立つことも教えてくれる。私が中学生のときは、累進課税がいかに社会にとってすばらしいシステムかを社会の先生が教えてくれた。しかし、学校では教えてくれないこともたくさんある。「お金を稼ぐ方法」は教えてくれても、「お金を殖やす方法」や「お金に困らない方法」は教えてくれない。そんな学校では教えてくれないことを知りたい人は続きをどうぞ。


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posted by lhflux at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋書:ビジネス書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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